繰り上げ返済の種類は、以下の2種類(期間短縮型と返済額軽減型)があります。
- 元金の減少分を返済年数を減らすことに充てるのが期間短縮型
- 毎月の返済額を減らすことに充てるのが返済額軽減型
借入れ金額、期間、金利等の条件が同じであれば、期間短縮型の方が利息負担を減らす効果が高くなります。
期間短縮型
期間短縮型を利用して返済期間を短くすると、短縮した返済期間分の利息を減らす事ができるので、全体的に支払う総額を大きく削減することができます。
借入れしてすぐの元金が多い状態ほど繰り上げ返済の効果が高くなります。
繰り上げ返済後も今までと同額を返済していきます。
返済額軽減型
返済額軽減型では完済までの支払回数は変わりません。
元金は繰り上げ返済をした分だけ減るので、それに伴い利息の支払額が減ります。
毎月の返済額も減るため元金の減り方は緩やかになりますが、期間短縮型にべると、利息総額の減り方も少なくなります。
将来の支出増に備えてリスクを軽減させたい人はこちらのタイプが良いでしょう。
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