主に建売住宅や中古物件を購入する場合、間に仲介業者が入る事があります。
価格の交渉や、銀行への住宅ローン申込みを代行してくれたり、鍵の引き渡しなどを行ってくれますが、仲介業者が間に入っている場合、仲介業者には仲介手数料を支払う事が必要です。
なお、宅地建物取引業法で仲介業者に支払う手数料の上限が定められていますので、法外な手数料を請求されていないか念のため確認をしましょう。
売買価格(税抜)400万円以上にかかる手数料の上限は3.24%
最終改正 H29年12月8日
仲介手数料の求め方
売買価格が4,000万円の物件の場合
(物件価格4,000万円×仲介手数料3%+手数料6万円)+消費税8%
=仲介手数料約136万800円
例えば販売価格4,000万円の住宅を購入する場合には、手数料を仲介業者に約136万円を支払います。
仲介業者はこれを売り手と買い手の両者から受け取る事ができますので、4,000万円の物件が売買されると、仲介業者は合計で約272万円の仲介手数料を得る事になります。
売買契約時と、物件引き渡し時に50%ずつ合計2回に分けて支払う事が一般的で、毎月の金利に含めて支払う事が可能ですが、1回目の売買契約時に支払う仲介手数料は現金払いとなる事が多いです。
また、仲介手数料の有無は住宅の広告などに書いてありますが、仲介手数料が無料でない場合はごく小さい文字で書いてある事が多いので、広告を見る際には注意深く確認するようにしましょう。