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住宅ローンの借り換えで得する条件は?どれくらいが分岐点?

住宅ローンの借り換えで得する条件は?どれくらいが分岐点?

住宅ローンの借り換えをうまく利用すれば、毎月返済額を減らしたり、総返済額を削減したりする事が可能です。

より条件の良い住宅ローンに借り換えすることができれば、得られるメリットは大きいです。

住宅ローンの借り換えで得する条件は、一体どれくらいなのかを解説します。

借り換え判断の目安はどれくらい?

住宅ローン借り換えの目安は、以下3点の条件全てに該当するというのが一般的な条件です。

これは借り換えに必要な諸費用考慮し、効果が出ると想定される一般的な参考基準です。

  1. 1,000万円以上のローン残高があること
  2. 10年以上返済期問が残っていること
  3. 1%以上金利が下がること

一般的には、この3点が重要とされていますが、費用の一部が無料の金融機関もあるなど、現在は借り換えのコストが下がっています。

例えば金利差が0.5%の場合でも効果を出せる場合があります。

借り換えは諸費用も含め、総合的な削減効果が大きい金融機関を選ぶようにしましょう。

借り換えのポイント

借り換えのパターンには色々なケースが考えられます。

全期間固定金利から変動金利、10年固定金利から変動金利、固定金利から固定金利などさまざまですが、金利上昇のリスクに注意しましょう。

注意すべきポイントは特に全期間固定金利から変動金利に借り換える場合、大幅な金利低下が期待できますが、同時に奨励的な金利上昇リスクがあります。

例えばローン期間が30年以上残っている場合など、早期段階での借り換えは大きな返済額軽減効果を発揮しますが、今後の金利上昇リスクも覚えておくようにしましょう。

一方で、残りの期間が10年以下などと短期間であれば、金利上昇リスクもそこまで高くなく、借り換える金利によってはメリットが得られる場合もあります。

借り換えの前に現在の借入れ先にも相談

借り換えを検討する前に、まずは現在ローンを組んでいる金融機により良い条件の良い金融機関に借り換えを検討している旨を伝え、金利の引き下げの相談をしてみると、交渉に応じてくれる場合があります。

原則として同じ金融機関での借り換えはできませんが、他の金融機関への乗り換えを防ぐためにも、色々と相談に乗ってくれます。

もしも有利な条件に変更することが難しいとなった場合は、借り換えを検討します。

自分にとって有利な借り換え先はないか、さまざまな金融機関のローンを比較し検討してみることが重要です。

借り換え手続きの流れ

まずは情報収集ですが、最近ではインターネット上でさまざまなシミュレーションができますので、有利な条件の金融機関を探すことから始めます。

金融機関の候補が決まったら窓口に相談に行ったり、インターネット専業銀行でも借り換えが可能ですから、気になる金融機関があれば活用していきましょう。

金融機関が決まったら必要な書類を準備し、住宅ローンの申込みを行って審査を受けます。

無事に審査を通過したら、借り換え先の金融機関と融資日程を調整し、現在ローンを組んでいる金融機関に一括返済の連絡をします。

借り換え実行までは、借り換え先の金融機関からの案内にそって手続きを進めていきます。

通常、借り換え先からの融資実行日は、借り換え前の住宅ローンの一括返済、および抵当権の登記と同日になります。

借り換えの手続きはこれで完了します。

借り換えにかかる費用

借り換えには印紙税、登録免許税、司法書士報酬、事務手数料、保証料、団体信用生命保険料などの費用がかかります。

借り換えの諸費用を含めてローンを組むことも可能です。諸費用の多くを占めているのが保証料で、金不に上乗せする内枠方式と、借り換加加支払う外枠方式があります。

保証料が不要の金融機関もありますが、その分金利が高めに設定されているケースが多いと考えるようにしましょう。

保証料を低く抑えることも借り換えコストを下げるポイントです。

現在借りている住宅ローンの保証料を外枠方式で支払っている場合には、借り換え前のローン未経過部分が一部返還されます。

また、借り換え後も条件を満たしていれば、住宅ローン控除が適用されますが、諸費用部分を除いたローン残高が対象となります。

借り換え費用を捻出できない場合

借り換え手数料の自己資金を捻出できない場合には、借り換えの諸費用もローンに組み込む事が可能み、自己資金はゼロというサービスもあります。

全国の優良金融機関の中から現状よりも良い条件を引き出し、借り換り換えが成功しない場合は費用が発生しない成果報酬型となっています。

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