ネット銀行ならではの低金利に加え、充実した保障制度も完備しており、人気が高まっている住信SBIネット銀行の「ネット専用住宅ローン」
今回はその口コミ・評判やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
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住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローンの特徴は?
三井住友信託銀行が母体となり、その借り入れ代理業務を請け負っている「住信SBIネット銀行」が管理しているローンです。
同行の扱っている住宅ローンの中でも、対面対応が可能な住宅ローン(SBIマネープラザ)や全期間固定金利の「フラット35」と並ぶ人気商品で、ネット銀行ならではの低金利が魅力です。
大まかな概要は下記をご覧下さい。

画像出典:住信SBIネット銀行公式サイト
住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」の概要 | |
年齢制限 | 20歳以上満65歳以下で完済時80歳未満の方 |
資金使途 | 本人または家族が住むための住宅にかかる購入資金と諸費用など |
融資金額 | 500万円以上1億円以下(10万円単位) |
融資期間 | 1年以上35年以内(1カ月単位) |
事務取扱手数料 | 融資金額の2.2%(税込) |
一部繰り上げ返済 | 無料 |
住信SBIネット銀行 住宅ローンの口コミ・評判は?

住信SBIネット銀行の事前審査は申し込みして1時間もせずに通過メール来た。早く住宅ローン審査通さないといけない場合はオススメ😄(時期にもよるかも)
— まるまる😸まったり田舎で息してます (@1ID32JegV5IVlIs) May 8, 2020
上記は一部ですが、事前審査がとにかく早いという口コミが多いです。
事前審査は最短当日〜3営業日以内、本審査は1週間から10日間程度。
通常、実際の融資実行までトータルだと最短でも1カ月半程度はかかります。
契約日および不動産の引き渡し日は事前に決まってくるので、それを逆算して計画的に進めていく必要があります。
↓住信SBI、住宅ローンの残高5兆4千億円もあるのね!さすがにあの低金利は魅力だものね…
— blue monstera (@blue_monstera) January 29, 2020
途中で売るのが前提なら、今のところ住信SBIネットの住宅ローンが一番総額支払いが安そうだ。変動金利だから将来上がる可能性はあるけど、まあ逆に言えばその時までは低金利で資産価格は上がり続けると仮定すれば足元安い変動でもいいのかな。
— Tsucchy (@ak_tsuchiya) February 18, 2020
金利に関する口コミは、やはり低金利というコメントが多いです。
住信SBIネット銀行に限らずネット銀行は、販売チャネルをネットに限定する事で販売コストを削減しています。
そのため窓口で取り扱う住宅ローンよりも金利が低く設定されていたり、有利な点が多いです。
つきます!住信SBIネット銀行の独自のポイントですが、500ポイント貯めれば500円(現金)に交換できます!
住信の住宅ローンあるのであれば振込手数料の回数7回になるはずなので楽天銀行から振り込んでそれを7回に分けて無料回数で振り込めばハッピープログラムの対象でうれしい感じになりますよ!
— ゆたか | ポイ活と🔰投資 (@tedoriup_yutaka) April 10, 2020
住宅ローンのおかげで住信SBIネット銀行がランク3になってた。振込手数料が7回無料になる。これからこっち使おう
— BTO (@bto) March 4, 2020
住信SBIネット銀行では、振り込み手数料が月7回まで無料になったり、独自のポイント制度も有ります。
詳しくは後述しますが、金利だけではなく、特典や保障関係のサービスも充実しています。
住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローンのメリット

メリット
- 安心の低金利で月々の返済も安心
- 金利の上乗せなしで付いてくる手厚い保障
- さらに女性なら追加の保障も有り
- WEB申込で署名・捺印不要!ラクラク申込
- 返済口座への資金移動も手数料が0円
- 保証料・一部繰り上げ返済も0円
安心の低金利で月々の返済も安心
ネット専用住宅ローンはネット銀行ならではの低金利が大きな特徴です。
特に変動金利型は全ての銀行の中でも最低水準の低金利です。
もちろん、変動金利は途中で金利が上昇することも検討しなければいけません。
しかし、5年ルールも125%ルールも適応されるので、急激な金利上昇リスクも少ないので将来の資金計画も立てやすくなっています。
他のネット銀行では、このルールが適応されていないものもあるので、その点ではネット専用住宅ローンは安心と言えます。
5年ルール:融資が実行されてから、金融市場の変化が起こったとしても5年間は金利を変更しないというルール(5年毎に見直しが入ります)。
125%ルール:5年毎の見直しをする際に、どんなに市場が好景気になり、金利が上昇したとしても元々支払っている返済金額の125%を上限して、それ以上は上げないというルール。
金利の上乗せなしで付いてくる手厚い保障

画像出典:住信SBIネット銀行
ネット専用住宅ローンの特徴として、他のローンとの決定的な違いがこの点です。
住宅ローンの返済期間中に万が一、死亡または高度障害状態になってしまった時に住宅ローンが完済されるのが「団体信用生命保険」(以下:団信)
一般的にほとんどの住宅ローンには団信は付けられているのでこの点は安心です。
そして、その他の疾病やケガ、病気でも保障してくれるのがネット専用住宅ローンの特徴で、それが金利上乗せなしで付帯しています。
一般的な団信の場合、「3大疾病」「8大疾病」など保障範囲を増やす場合、金利が0.1%~0.3%上乗せされますが、このローンの保障制度は金利負担増にならないのが嬉しいところです。
全疾病保障の範囲はガン、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎の「8大疾病」はもちろん、それ以外の病気やケガでも該当してきます(病気やケガは入院により就業不能状態になった場合に限る)。
保障の内容は「月々のローン返済に対する保障」と「ローン債務残高に対する保障」の2つに分けられます。
月々のローン返済に対する保障
例えば、悪性ガンに罹り、責任開始日から3カ月を経過してもその状態が続きローン返済日を迎えた場合、住宅ローンの返済金相当額を保険会社が支払ってくれます(最長12カ月)。
ローン債務残高に対する保障
そして、12カ月も経過し、就業不能状態が続く場合は、ローン残高相当額が免除されます。
保険会社が「申込書兼告知書兼同意書」によりご加入を承諾した場合、借入実行日を責任開始日とします。
上記の保障内容を考慮すると、金利最安値を謳っている他銀行と比較しても、同条件になれば決して引けを取らないものになります。
さらに女性の場合は追加保障も有り
上記の保障にプラスして、女性の方であれば、ガン診断給付金がもらえる場合もあります。
これは、生まれて初めてガンに罹り、医師から診断確定された場合にはローン返済保障とは別に、30万円の給付金が得られるというものです。
女性の方にとっては保障が充実しているのでこれなら万が一の時にも安心ですね。
WEB申込で署名・捺印不要!ラクラク申込
ネット専用住宅ローンなら、わざわざ店舗まで足を運ばずにWEBでの申込が可能です。
カスタマーサポートも充実しているので分からない所があれば気軽に相談できます。
または、契約時も署名捺印が不要で印紙代もかかりません(契約内容により書面での契約になる場合もあります)。
家の中で完結できるので、多忙な方や日中お仕事などでなかなか時間が作れない方もこれなら安心です。
返済口座への資金移動も手数料が0円
住宅ローンを扱っている銀行の中には
「お給料が振り込まれる口座を作ってくれないとお貸し出来ません」
「給与振り込み口座を作ってくれれば優遇します」
というところがありますね。
しかし、お勤め先の事情もあり、口座を移動することが出来ない場合、せっかくの好条件の住宅ローンを見つけたとしても利用できないという方が多くいます。
ネット住宅専用住宅ならその点も問題ありません。
住信SBIネット銀行が採用している「定額自動入金サービス」を活用すれば、給与振込口座(他行口座でもOK)から指定金額を引き落とし、自動で所定の専用口座に振り込まれます。
毎月ATMなどで振込手続きをしなくて良いので時間的なメリットもあり、手数料もかかりません。
さらに毎月自動で振込されるだけで、同行が発行しているポイント(スマプロポイント)もたまります。
スマプロポイントとは
500ポイント以上から1ポイント1円相当で現金に交換できる、住信SBIネット銀行が発行するポイントです。
JALマイレージバンクにご登録のかたは、JALのマイルにも交換可能です。
ポイント対象商品のご利用に応じて、またはキャンペーンの景品として貯まり、ポイント照会画面から保有ポイントが確認できます。
保証料・一部繰り上げ返済も0円
銀行によってはお金を借りる時に保証料がかかってしまいますが、ネット専用住宅ローンなら保証会社を利用していないので保証料は一切かかりません。
また、一部繰り上げ返済も1円から何度でも無料で対応してくれます
固定金利の特約期間中の全額繰り上げ返済は33,000円(税込)かかりますのでご注意ください。
住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローンのデメリット

デメリット
- 人によっては0.1%上乗せになるかも
- 残債完済は12か月以上働けない人が対象
- 注文住宅は要注意!つなぎ・分割融資には非対応
- 事務取扱手数料が最安値ではない
人によっては0.1%上乗せになるかも
人によって審査結果次第では適用金利に年0.1%上乗せになる場合があります。
実際にどういった方が対象になるかは公開されていませんので、一度審査をしてみないと分かりません。
残債完済は12か月以上働けない人が対象
先程、説明をした万が一の時の「団信・全疾病保障」ですが、注意しなければいけないのはローン残債が0になるのは待機期間3カ月+就業不能状態12カ月の合計15カ月が経過しなければいけないという点です。
つまり、ガンになっても手術が成功し、就業不能状態が6カ月間だった場合はその期間のローン返済保障は受けられますが、残債が0になるわけではありません。
他行の団信保障では「ガンと診断された時点で残債が0になる」ものもありますが、この保障はガンに罹っただけでなく、所定期間を経ていないと該当しないので注意が必要です。
また、精神障害での入院は対象外となります。
つまり、うつ病などを患い、会社勤めが難しくなって長期入院を強いられた場合でも残債免除にはなりません。
注文住宅は要注意!つなぎ・分割融資には非対応
これはネット専用住宅ローンだけではなく、ほとんどのネット銀行住宅ローンに該当してしまうんですが、住宅ローンの分割融資やつなぎ融資は対応していません。
どういうことかと言うと、注文住宅で建築する場合、支払いを引き渡し時に一括で請求するケースは非常に稀です。
例えば、建築費用が3,000万円だった場合、一般的には着工金30%(900万円)・中間金30%(900万円)・完了金40%(1,200万円)というように分割で請求されることが多くあります。
つまり、ネット専用住宅ローンでは着工金・中間金の分割請求部分ではお金を借りることが出来ないので、この場合は自己資金での対応となります。
いずれにしても、融資実行をする前に住宅会社に支払い方法・条件をしっかり確認して、完了時に一括支払いで良ければ問題ありませんが、分割請求が必須の場合は一度検討する必要があります。
住宅ローンの本審査を通してから「分割融資が実は出来なかった」と気づく方も中にはおります。
その場合、支払金額を工面するにしても、他行で本審査をやり直すにしても非常に大変になりますのでくれぐれもご注意ください。
「じゃあこの住宅ローンは全然使えないじゃないか」と思う方もいるかもしれませんが、そうとは限りません。
建売住宅やマンションなどの購入時の支払い請求は一括がほとんどなので、このケースであれば問題なく活用できるのでご安心ください。
事務取扱手数料が最安値ではない
低金利で借りやすいネット専用住宅ローンですが、事務取扱手数料は融資金額の2.2%と一般的な民間銀行よりは微妙に高めです。
例えば、4,000万円の借り入れであれば、88万円(税込)が手数料としてかかってきます。
安くない金額ですので、事前にこの費用がかかることを踏まえて資金計画をされると良いと思います。
ただし、住宅ローンは総合的なコストで比較する必要がありますので、手数料や金利の一部分だけに目を奪われないようにしましょう。
支払いは事務取扱手数料は現金でも支払えますし、ローンでの支払いも可能です。
住信SBIネット銀行の金利情報
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ネット専用住宅ローン(金利引下げプラン 最優遇時) ※所定の条件を満たした場合の金利となります |
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変動金利 | 10年固定 | 35年固定 |
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0.410% 通期引下げプラン | 0.680% 当初引下げプラン | 1.440% 当初引下げプラン |
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保証料 | 0円 | |||
団体信用生命保険 | 0円 | |||
融資事務手数料 | 借入金額の2.2%(税込) | |||
借入可能額 | 500万円以上1億円以下(10万円単位) 注:審査結果により異なります。 |
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借入可能期間 | 1年以上35年以内(1ヶ月単位) | |||
一部繰り上げ返済手数料 | 無料 注:全額繰上返済時、固定金利特約期間中の場合33,000円(税込) |
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申し込み | インターネット | |||
【金利引下げプランとは】 |
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【まとめ】 住信SBIネット銀行の「ネット専用住宅ローン」

ポイント
- ネット銀行ならではの低金利
- 団信、全疾病保障が金利の上乗せなく付いている
- 精神障害は保障の対象外
- 分割融資が受けられない
通常、住宅ローンは実際の融資実行までトータルだと最短でも1カ月半程度はかかります。
そのため、不動産の契約をしてから「住宅ローンはどうしようかな?」とあれもこれも迷って、多くの銀行に審査依頼をしているとタイムオーバーでネット銀行の住宅ローンが使えないという事もあります。
その選択肢を、時間がないという理由だけで失くしてしまうのは非常にもったいないです。
ネット銀行の住宅ローンは、一般的に審査が厳し目という意見も有りますが、審査に通れば強力な味方になります。
融資実行までのスケジュールを意識して、ぜひ審査申し込みをしてみてください。
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住宅ローンアドバイザー
借りれる額よりも、返せる額という視点でのアドバイスをモットーとしています。趣味はギターと食べ歩き。ディズニーとテクノロジー好きの30代。無料住宅ローン相談や、寄稿も行っています。得意分野はFintech関連。詳しいプロフィールはこちら