ろうきん(労働金庫)は、労働組合や生協などが出資した、相互扶助を目的とした非営利団体で、1950年に設立された歴史ある金融機関です。
JAと同じように全国各地域に多くのろうきんが存在しますが、その中でも中央ろうきんは関東エリアに住む人が使えます。
労働金庫に出資している組合員であれば、手数料や金利の優遇が有り、組合員以外の利用も可能です。
基本的には会社員や公務員向けのローンなので、自営業者や会社経営者の利用は制限される場合があります。
年収の制約条件が低く、150万円以上あれば、契約社員やパートや契約社員でも利用する事ができます。
10年超の固定金利や、全期間固定金利で低金利を実現しており、固定金利系の金利で住宅ローンを探している人は検討してみると良いでしょう。
関東エリアの中央ろうきんを筆頭に、北海道から沖縄まで全14拠点のろうきんが有り、エリアが異なると住宅ローンの内容も異なります。
申し込みにあたっては、各エリアのろうきんで詳細を公開していますので、確認するようにしてみてください。
金利優遇のための条件
金利の優遇を受けるためには条件があります。
この条件も、各地域のろうきんによって異なりますが、関東を管轄する中央ろうきんの場合は以下大項目の中で、どれか1つずつ該当することが条件です。
大項目①
- ろうきんの口座を給与振込口座に指定している
- 財形貯蓄またはエース預金を行っている
大項目②
- カードローンを利用している
- ろうきんの口座から公共料金2種目以上の引き落としをしている
- ダイレクトバンキングを利用している
組合員だと0.15%の金利優遇が受けられますが、組合員でないと最優遇金利は適用されません。

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