JAグループは全国各地の農協や都道府県ごとの信用農業協同組合連合会、全国組織である農林中金の3層構造で、JAバンクを運営しています。
農業を営む人じゃないと利用できないと勘違いしている人も多いと思いますが、非農家の人でも利用できます。
一般の人が利用するには一部制限がありますが、農家以外の人でも利用できる住宅ローンや保険事業などに力を入れているため、農業関係者だけではなく一般の方の利用者（準組合員といいます）を増やしています。
また、融資が決まった場合、適用される金利は本申込日か、融資実行日のいずれか、低い方の金利となります。
JAバンク住宅ローンの融資条件例
| 融資の条件例 | |
|---|---|
| 使い道 | 住宅の新築購入、宅地の購入、住宅の増改築、他金融機関から の借り替え |
| 利用できる条件 | 借入時年齢；20歳以上66歳未満 最終償還時年齢：80歳未満 前年度税込年収：200万円以上 勤続年数：3年以上 |
| 融資金額 | 10万円以上5,000万円以内 |
| 融資期間 | 3年以上35年以内 |
| 返済方法 | 元利均等返済または元金均等返済（どちらもボーナス併用返済可） |
| 担保 | 融資対象物件に対して、原則として第1頂位の抵当権を設定登記 する |
| 保証 | 各JA所定の保証機関の保証を受ける必要あり |
| 融資金利 | 固定変動選択型、変動金利型、固定金利型 |
借入可能額や、金利は各地域のJAバンクによって異なります。
詳しくはサイトを確認するか、最寄りのJAバンク窓口で確認するようにしてください。
JAバンクの住宅ローン審査について
ろうきんと同様に、JAも各地域のJA毎に金利が異なります。
融資条件だけでなく、窓口での対応も担当者によって千差万別で、支店によっては担当者自身も住宅ローンの融資に慣れていなかったりするケースもあります。
また、JAバンクは銀行免許を持つ金融機関でありながら、金融庁ではなく農林水産省の所管ですが、預金残高は100兆円というメガバンク級の規模です。
すでに取引のある農業関係者以外の人が利用するには、これらの特徴を事前に知っておく必要があります。
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